"日の出"の表現で使われる放射状の帯

問題は、Illustrator Zen(2)"日の出"の表現で使われる放射状の帯 - DTP Transit さまより、
インデザインで、やってみました。
  

1. 多角形ツールで三角形の図形を作る。

2. 三角形の図形の頂点を中心にオブジェクトを回転コピー。

3. 変形を再実行を8回で帯を作る。


4. 枠となる長方形を作る。

5. オブジェクトを揃える。

6. パスファインダで[背面オブジェクトで型抜き]する。


この操作をするとオブジェクトの形状が変更されてしまいます。必要なら元オブジェクトはコピーしておきましょう。

7. グラデーションを塗りに指定して完成。


  
完成

  
イラレでも同じように作ってしまうと思います。もっと良い方法があるのかもしれません。
DTP Transit さまの答えに期待しています。

スクリプトをカスタマイズ

便利なスクリプトを公開してくださる人に感謝です。
スクリプトはそのまま使っても便利なのですが、スクリプトを一部変えることでさらに便利に使える場合があります。
スクリプトを開いてみてみましょう。スクリプトウィンドウを開いてスクリプトを右クリックで出てくるウィンドウから[スクリプトを編集]からスクリプトを開くことができます。

  
ExtendScript Toolkitというアプリケーションが起動してスクリプトの内容が表示されます。グリーンの色になっている部分がスクリプトの説明です。スクリプトに理解のある人はそれを読んでスクリプトをカスタマイズすることができると思いますが、自分の場合はスクリプトが理解できないので、ひとつだけカスタマイズ方法。
例えば、
alert("よろしいですか?");
みたいな行があった場合に、
//alert("よろしいですか?");
とすることで、アラートを出さないようにしています。
スクリプトが理解できなくてもこれだけなら簡単にできます。
  

変形を再実行が便利


左のように W10 H6 のオブジェクトが整列している。
右のように W15 H12 のオブジェクトの整列に直したい場合に、
オブジェクトを1つだけ W15 H12 のサイズに変形する。
次に変形させたいオブジェクトを全部選択して

[オブジェクト]メニューから[変形を再実行]、[変形シーケンスを個別に再実行]。これで一括して変形できる。
あとは、オブジェクトを整列させて完了。

タブや改行の文字設定によってずれた


上のようになっているべきデータが下のようにオーバーフローしていました。ぱっと見たところおかしなところがわかりませんでしたが文字設定をみていてタブの部分だけ文字サイズが大きくなっていたため、自動行送りの値が変わってしまっていてオーバーフローしました。
  
実際には、この例のように単純なレイアウトではなく、複数の書体、文字サイズなどを使用していたため、原因を特定するのにちょっと手間取りました。修正作業の段階でコピーペーストした際に行送りの違うタブをもってきたようです。
  
行送り値が同じでも文字サイズが違うだけでも行送りが変わってしまうという現象が起きました。こちらはこれから検証してみます。
(概要)タブが11Q、行送り12Hで、それ以外の文字が9Q、行送り12H。同じ行送りなのに?? タブを9Qに直すと行間が揃う。直さないとその行のみ、ずれる。フォントは見出しゴMB31 Pro5。

「20代デザイナーのレタリング」読みました。

http://www6.ocn.ne.jp/~td20/ こちらで期間限定(2008.8/27まで)で「20代デザイナーのレタリング」のpdfを配布されています。
フォントデザインに興味のある人は読んでみると面白いと思います。
  
インデザインCS3で作成されたpdfで、フォントが全てアウトライン化されていました。どんなフォントを使って組んでいるのか興味があったのでちょっと残念でした。まあ、そんなところに興味をもつような人は少ないんじゃないかと思いますが。
  
フォント自体をデザインしようというところまで考えたこともなかったのですが、フォントデザインについての考え方や知識なんかは興味深かったです。

スウォッチ設定されていないカラーをスウォッチカラーにする

スウォッチカラーで管理されていないカラーは、色変更などの場合に修正・編集作業に手間がかかります。
例えば、このような場合。「表中の色の置換」こちらではスクリプトで修正しているようですがスウォッチにするだけならデフォルトの機能で可能です。
  
スウォッチパネルから[名称未設定カラーを追加]です。これでスウォッチに設定されていないカラーを追加できます。

ヘルプの記述だとこのようになっています。

  
上記の表中の色の置換は、[名称未設定カラーを追加]で未設定カラーをスウォッチに設定してから、スウォッチでカラーを変更します。
  
このように後でスウォッチにすることも可能ですが、後で修正することを考えて作成時にスウォッチを使って作りましょう。

マスターページを削除すると必要なオブジェクトまで削除されてしまう

マスターページを作り直す場合などにマスターページを削除するとマスターページに配置されているオブジェクトが削除されてしまいます。ページに配置されているオブジェクトのうちどれがマスターページのオブジェクトなのか、わからない場合(調べるのが面倒な場合)マスターページからオブジェクトを分離させてページのオブジェクトにしてから作業します。
  
ページパレットで該当ページを選択後、サブメニューから[すべてのオブジェクトをマスターから分離]を選択します。